食べるのが早い人ほど「肥満度」が高い。
早食いと肥満度の関係を調べた調査研究があります。
最初の調査は、平均18歳の女子大生1,695人を
対象に行われました。
その結果、食べる早さと肥満度には、きれいな比例関係が
みられました。
食べるのが早い人ほどBMI(肥満度)が高く、遅い人ほど
BMIが低かったのです。
その後、平均46歳の中年女性1,005人と平均48歳の
中年男性3,737人を対象に調査を行いました。
そちらも綺麗な比例関係がみられました。
なぜ、早食いは太るの?
脳が満腹感を感じる前にどんどん食べてしまうからです。
脳の満腹中枢が満腹感を感じるまでには、一定の時間が
かかります。
そのため、早食いをすると、満腹感を感じる以前に
たくさん食べ過ぎてしまうと言われています。
さらに早食いの人ほど、空腹時血糖値や血中インスリン濃度が
高いこともわかりました。
インスリンは食事でとったブドウ糖を処理するホルモンで
肥満するとその効きが悪くなり、血糖値が高くなったり、
インスリンがたくさん分泌されるようになります。
インスリンが効きにくくなると、糖尿病のほか、高血圧や
高脂血症のリスクが高まることが知られています。
“早食いはメタボを促進する危険な食習慣と言えます。”
取材協力 東京大学大学院医学系研究科 佐々木 敏 先生
健康な身体
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